今回の主役は「燻製卵」
卵は燻製食材の中でも、トップを争う人気食材です!
燻製を作ったことがない方でも、一度は食べたことがあるのではないでしょうか?
そんな燻製卵ですが、
「燻製卵はよく作るから食べ飽きちゃったなぁ」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、そんな方に向けて燻製卵のアレンジレシピをご紹介いたします!
こんにちは燻製ブロガータケミです!!
燻製卵はそのまま食べてもしっかり美味しいのですが、、、
ひと手間加えてアレンジするだけで、びっくりするほど美味しくなります!
今回紹介するレシピで、燻製卵のポテンシャルを最大限引き出しちゃいましょう!
この記事でわかること ・基本の燻製卵の作り方が分かる ・燻製卵の下味のつけ方が分かる ・燻製卵を使った簡単おつまみの作り方が分かる
目次
卵を燻製する際のポイント
まずは、燻製卵の作り方からご紹介します!
卵の燻製にも卵黄の醤油漬けの燻製や、生卵の殻ごと燻製などいろいろなものがありますが、、、
今回は基本的な、ゆで卵に下味をつけたものを燻製します!
と作り方に入る前にまずはポイントから!
ポイント1:下味を忘れずに!!
「燻製卵作ってみたけど思ってた味と違う、、、」
そんな方に多いのが、下味の付け忘れです。
チーズや市販のベーコンの燻製を作るときなどは、下味をつけずに燻製しても美味しいのですが、、、
卵の燻製の場合、下味をつけないと燻製の風味が際立つ割には、味が物足りなくなってしまいます。
下味に迷ったらめんつゆがおススメ
下味のベースには醤油や白だしなどが使われます。
ここは好みでいいのですが、何を使えばいいか分からない方にはめんつゆがおススメです。
めんつゆは甘みと塩味のバランスがいいので、それだけでかなりおいしく仕上がります。
ポイント2:温度を上げすぎないように注意!
燻製中に温度が上がりすぎてしまうと、黄身だけでなく白身までガッチリと固まってしまいます。
ハードな食感が好きな人はいいかもしれませんが、ぼそぼそとしてしまうためあまりおススメできません。
だいたい50から60度くらいを目安に燻製してみましょう。
温度管理が面倒くさい方は、チップと熱源を使った燻製ではなく、ウッドを使った燻製がおススメです。
燻製卵の作り方
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1ゆで卵を作る
まずは、素材となるゆで卵を作ります。
ゆで加減はお好みで大丈夫ですが、あまり柔らかすぎると網に乗せる際に崩れてしまうため注意しましょう!
黄身は半熟でも白身が固まっていれば大丈夫です
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2下味をつけて一晩寝かせる
醤油や白だし、めんつゆなどお好みの調味料で下味をつけます。
自分は創味のつゆ(4倍濃縮)を3倍濃縮になるくらいに少し薄めて使っています。
ジップロックにゆで卵がつかるくらいまでつゆを入れて、冷蔵庫で寝かせます。
5時間くらいで味は付きますが、1日寝かせると白身がしっかりと色づきおいしく仕上がります!
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3水気をしっかりとふき取る
冷蔵庫で寝かせて下味がつけ終わったら、しっかりと水分をふき取りましょう。
水分が残ってしまうと、燻製後に煙臭さが残ったり酸味が出てしまったりするので注意!
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4燻製器にかける
ここまで準備できたらついに燻製器の出番です!
チップと熱源を使用した熱燻でも大丈夫ですが、燻製卵の場合もうすでに火が通っているため、温燻がおすすめです。
あまり高温で火が入りすぎると硬くておいしさが半減しちゃうので注意!
燻製時間は色づき具合を見ながら調整しましょう!
温燻であればだいたい1時間から2時間くらい
熱燻であれば15-30分くらいが目安になります。
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5少し寝かせて完成
燻製後は風味を落ち着かせるために少し寝かせてあげましょうzzz
一晩寝かせるのがベストですが、早く食べたいときは30分くらい寝かせるだけでもおいしくなります。
夏場は食中毒が怖いので燻製器の中や干し網ではなく、冷蔵庫で寝かせるようにしましょう。
燻製卵のアレンジレシピ
燻製卵が出来たらアレンジレシピに挑戦してみましょう!!
燻製卵を使ったちょこっとおつまみ
燻製卵のポテトサラダ
普通のゆで卵の代わりに燻製卵を使うだけです(笑)でも、それだけでとっても美味しくなるんです。
燻製卵が少しハードボイルドになってしまっている場合はマヨネーズを多めに入れます。
材料
2人前
・ジャガイモ:2個
・きゅうり:1/4本
・人参:1/2本
・ハムもしくはベーコン:おこのみで
・燻製卵:2個
・マヨネーズ:大さじ3-5
・黒コショウ:少々
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1人参とジャガイモの皮をむき、火が通りやすいように切ってからゆでる
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2きゅうりをスライサーで薄切りにカットする
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3燻製卵とゆでた人参ジャガイモ、マヨネーズをボウルに入れスプーンで良くつぶす
step
4きゅうりと一口大に切ったハムを、先ほどのボウルに合わせてよく混ぜる
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5黒コショウをかけて完成!
肉巻き燻製卵
少し手間がかかりますが、肉巻きおにぎりならぬ肉巻き燻製卵です。
仕上げにラー油を垂らして食べても美味しいです!
材料
5個分
・豚バラの薄切り肉:5枚
・燻製卵:5個
・薄力粉:小さじ1
◎醤油:大さじ1
◎酒:大さじ2
◎みりん:大さじ2
◎砂糖:小さじ1
◎の調味料はあらかじめ混ぜておく
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1燻製卵に豚肉を巻き付ける
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2豚肉を巻いた卵に薄力粉をつける
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3薄力粉をまぶしたら、フライパンで両面焼き目がつくまで焼く
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4焼き目がついたらフライパンに ◎の調味料を合わせて弱火で煮詰める
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5◎のたれにとろみがついてきたら完成
アウトドアで楽しむアレンジ燻製卵
燻製といえばキャンプやBBQ!
でも、アウトドアだと道具や調味料が限られちゃいますよね、、、
今回は、そんな時でも簡単に作れるアレンジレシピをご紹介します!
燻製卵のホットサンド
材料
1人前
・トースト(薄切りのもの):2枚
・燻製卵:1個
・ハム:1枚
・とろけるチーズ:1枚
・マヨネーズ:大さじ1
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1燻製卵をつぶしてマヨネーズと和える
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2マヨネーズと和えたらトーストにまんべんなく広げる
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3その上からハム、とろけるチーズをのせる
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4さらに上からトーストで挟む
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5フライパンでこんがり焼き目がつくまで、上からお皿や小鍋で重しをしながら焼く
ウズラの燻製卵
最後はアレンジとは少し違いますが、キャンプの時に一押しの燻製卵をご紹介します!
「普通の卵の燻製だと、おつまみにしては少し大きいな、、、」
「大人数で食べるからそんなに卵用意できないよ、、、」
という方におすすめです!
下味までは家で準備して、燻製はぜひキャンプやBBQ中やってみてください!
材料
・ウズラの卵:10個
・3倍濃縮めんつゆ:150cc
・燻製ウッド
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1 ウズラの卵を白身がしっかりと固まるまでゆでる
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2殻を剥いたらめんつゆと一緒にジップロックに入れ3時間ほど寝かせる
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3 燻製ウッドで1時間ほど燻製する
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4 燻製後は30分ほど寝かせれば完成!
燻製卵の可能性は無限大!
燻製卵は下味のつけ方や、湯で時間、燻製の温度などで大きく味が変わってきます。
はじめて燻製をする方には少しだけ難しく感じるかもしれません、、、
でもその反面!一度作ってしまえば、その楽しさの虜になってしまうこと間違いなし!たぶん!