燻製の作り方

おうちで簡単!おすすめ!5分で分かる自家製燻製チーズの魅力

「燻製チーズっておいしい!自分でも作ってみたい!」

そんな方に向けて、燻製チーズの魅力から作り方までわかりやすくご紹介いたします。

タケミ
タケミ

こんにちは燻製ブロガータケミです。

チーズはポイントさえ押さえてしまえば、初心者の方でも簡単に燻製出来ちゃう入門食材です。

この記事を読んで自分好みのおいしい燻製チーズを作っちゃいましょう!!

この記事でわかること

・燻製におススメのチーズの種類

・チーズの燻製作りで注意するポイント

・チーズの燻製を使ったおすすめレシピ

燻製チーズがおススメの理由

燻製チーズはスーパーやコンビニでも売られていますよね。

その味の豊潤さとスモーキーな薫りは皆さん良くご存じかと思います!

ワインやハイボールなどお酒にもよく合いますよね。

ですが、燻製チーズにはもっと深い魅力があるんです!

 

下味をつける必要がない

肉やタマゴなどほかの燻製を作る際には、下味をつける必要があります。

下味をつける時間は、短いもので3時間、長いと1週間以上塩漬けにすることもあります。

ですが、燻製チーズの場合はそのままで味が完成しているため、下味は不要です!!

事前に下味をつけて準備をする必要がないため、キャンプやBBQのときにも最適です

 

調理せずに食べられる

肉や魚といった燻製食材の場合、燻製時に十分火入れが出来なければ調理をする際に火を通す必要があります。

しかし、燻製チーズの場合は火を通す必要がなく、燻製後はそのままおいしく食べることができます。

もともとチーズとして味が完成しているので、燻製後に手を加える必要がないのも魅力の一つです。

 

燻製におススメのチーズ

どんなチーズでも燻製することはできます。

ですが、初心者の方にはプロセスチーズがおすすめです。

プロセスチーズとは加熱処理をして形成したチーズです。

ナチュラルチーズを一度溶かし、乳化剤を入れて作られているため、熱に強く保存性も高いです。

一方でナチュラルチーズは、熱を加えると脂肪分が溶け出してしまい型崩れを起こしてしまいます。

基本的に燻製時には温度が上がるので、プロセスチーズのほうが手間なく簡単に燻せます。

今回はプロセスチーズの中でも、燻製によく使われる二つのチーズを紹介します。

 

雪印6Pチーズ

言わずと知れた燻製代表チーズです。

初めから小分けに切ってあるので燻製後にすぐ食べることができます。

熱にも結構強く、ほかのプライベートブランドの6Pチーズと比較しても、雪印のほうが溶けにくい気がします。

デメリットとしては、

「一つ一つ包装を剥くのが結構めんどくさい」ぐらいです。

タケミ
タケミ
ひとつひとつ結構しっかり包装されているので、手先が不器用な自分はアルミ包装の端にチーズが残っちゃたりします笑

 

ファミリアチーズ

あまりなじみのない方が多いかと思いますが、燻製をする方の中では有名なチーズです。

筆箱くらいの大きさのプロセスチーズで、お値段もリーズナブルなので一度にたくさん作りたい方にはピッタリです。

また、切れ込みも入っていないため好きな大きさにカットして食べたり料理に使ったりすることができます。

タケミ
タケミ
デメリットとしては、なかなか売ってないことぐらいですね。

 

燻製チーズの作り方

燻製は温度によって熱燻、温燻、冷燻に分かれますが、チーズの場合は温燻がおススメです。

温燻の場合、結構どんな道具を使っても作れます。

今回は、身近なコンロを使った温燻の方法をご紹介いたします。

 

step
1
道具を準備する

以下のものをそろえておけばとりあえず大丈夫です!

・汚れてもよいフライパン

・アルミホイル

・お好みの燻製チップ

・焼き網

・濡れタオル

コンロで行う燻製は煙が周りに広がりにくいため、屋外にスペースが取れない方におススメです。

熱源を使って燻製するため、燻製ウッドではなく、燻製チップを用意しましょう。

 

step
2
食材を準備する

お好みのプロセスチーズを用意します。

ここでポイントです!

チーズはあらかじめ冷蔵庫から出して常温に戻しておきましょう。

タケミ
タケミ
冷えてる状態で燻製すると、燻製中にチーズに結露がついてしまい、その水分と煙が反応することで酸味やえぐみが強くなってしまいます!

 

step
3
燻製器をセットする

フライパンにアルミホイルをセットして、その上に燻製チップを置きます。

その上から焼き網をのせ、チーズを並べていきます。

準備が整ったら蓋をして中火で煙が出るまで加熱しましょう。

ここでポイント!

部屋ににおいがつくのが嫌な方は、煙が漏れるのを防ぐために、濡れたタオルで蓋のまわりをおおってみましょう。

 

step
4
煙が出始めたら蓋をする

煙が出始めたら弱火もしくは火を消して20分ほど燻製します。

燻製中にチーズ表面に水分がついている場合は、こまめにふき取るとおいしく仕上がります。

 

step
5
完成

燻製後は冷蔵庫で30分ほど寝かせると煙が落ち着きさらにおいしくなります。

ここでポイント!

燻製後に寝かせるとおいしくなりますが、脱水も進んでいきます。

そのまま何日も置いてしまうと、脱水が進みすぎて硬くなってしまいます。

すぐに食べない場合はラップなどに包んでおきましょう。

タケミ
タケミ
燻製後は1週間程度を目安に食べきるようにしましょう。

 

燻製チーズの活用レシピ

そのままでも十分美味しい燻製チーズですが、料理に使うことでさらにその良さを引き立たせることができます。

 

のり燻製チーズ

レンジで簡単!お酒が進む和風おつまみ!

材料

燻製チーズ:一片

海苔:適量

ブラックペッパー:適量

醤油:おこのみ

鰹節:おこのみ

step
1
海苔のうえにチーズを並べる

step
2
500wで30秒くらい様子をみながらレンチン

step
3
おこのみでしょうゆや鰹節をかけて完成

 

燻製カルボナーラ

いつものカルボナーラが燻製チーズで大変身!!

材料

パスタ:1人前

ベーコン:適量

オリーブオイル:大さじ1

ニンニク:1片

バター:8g

白だし:小さじ2

卵:1個(全卵)

塩:適量

胡椒:適量

燻製チーズ:好きなだけ

step
1
ニンニクをみじん切りにしオリーブオイルで炒める

step
2
ベーコンを食べやすい大きさに切りニンニクと一緒に炒める

step
3
パスタをゆでる(少し硬めに)

step
4
パスタとゆで汁少量を炒めたものに合わせ、弱火で煮詰める

step
5
弱火のまま白だし、バター、燻製チーズを入れて混ぜ合わせる

step
6
火を止めて塩、胡椒で味を整える

step
7
火を止めたまま卵を入れてよく混ぜ合わせ完成

 

燻製チーズのサラダ

燻製チーズを混ぜるだけ!手作りドレッシングでさらにおいしく!

材料

お好みのサラダ素材(レタス、サラダ菜、ひよこ豆など)

マヨネーズ:大さじ4

バルサミコ酢:小さじ1

ブラックペッパー:適量

燻製チーズ:おこのみ

step
1
マヨネーズとバルサミコ酢をしっかりと混ぜ合わせてドレッシングを作る

step
2
お好みのサラダ素材に燻製チーズを細切れにして盛り合わせる

step
3
ドレッシングを混ぜ合わせて完成

 

燻製チーズは初心者にとてもおすすめ!!

燻製チーズ作りを始めるのに、専用の燻製器も塩漬けや乾燥の知識も必要ありません!

さらに、食材も手に入れやすく、手順を守れば失敗することも少ないなど初めて作る方にピッタリです。

手作り燻製に興味のある方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

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